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自由な角度から俯瞰的に物件を見られる3D空間イメージ作成ツール『Matterport』を試験導入

2022年7月31日

●Matterportとは


Matterport はアメリカ・サンフランシスコのシリコンバレーにあるベンチャー企業Matterport社が提供する3DVR映像プラットフォームです。世界177の国と地域で利用されており、日本でも導入する企業が拡大しています。

matterportは一言で言うと「建物や空間の3Dモデル化」が可能です。以下弊社の管理する撮影スタジオをご参照ください。



※上記は試験運用のため専用カメラではなく、画素が劣る旧型の全天球カメラでの撮影ですが、今後はオンライン博物館や美術館でも使われる専用カメラを導入します。


模型のような3Dモデリングがされており空間を多角的に把握することが可能になります。弊社はこの技術を使い「空間の販売促進と管理の効率化」を行っていく予定です。


 

●既存事業への具体的活用


弊社は不動産コンサルティング、民泊や貸スタジオを中心とした不動産運用事業、清掃等の管理事業を行なっております。主に以下3点での活用を行う予定です。


①不動産売買の販売促進(不動産コンサルティング)


✔︎売り出しまでの時間短縮

✔︎売上単価とCVRの向上


→「90%のカスタマーがバーチャルツアーがある物件を購入する可能性が高いと回答(matterport社提供)」というデータもあるように、日本の不動産を購入したい海外投資家をターゲットに活用を検討中です。※中国人投資家への販売スキームを持つパートナー会社様があり、中国側で日本の不動産を販売するにあたって具体的な活用を進めております。


②撮影スタジオ・民泊運用(不動産運用事業)


✔︎コストの掛かる現地訪問回数を減らす

✔︎顧客満足度を高めるデジタル体験


→テレビや雑誌等の映像コンテンツの場所として物件を貸し出す、撮影スタジオ貸の運営代行は、時間あたりの販売単価が高いという大きなメリットを持つ一方、成約までのコンバージョン率が非常に低く(仮押さえ*日程ブロックから成約までが約30%)成約までに多くのロケハン*下見を行う(成約までに平均2,3回)ため機会損失が多く出るデメリットがあります。この回数を減らすことでロケハン回数の減少とコンバージョン率向上により機会損失を減らします。

また宿泊(民泊)分野ではコロナで宿泊需要が下がり、事業収支を見直す中でOTAサイトへの依存(平均手数料が売上の15%)というのが現状の大きな課題です。

特に民泊はAirbnbに依存しているため今後いかに直販で売るかというの課題に対して3DVR内見はコンテンツとして

直販=自社サイト集客の大きな目玉にできると考えています。


③清掃・管理(管理事業)


✔︎現場内外の連携が容易に


→弊社では以前より清掃をお任せ頂いている物件で活用していましたが、清掃管理業や宿泊運営代行業においては、毎日現場を見ているクリーナーと、複数施設を管理している管理者において知識量において差が出ることは避けられません。それに対して、空間全体を3Dモデリングする事で、施設の作りを正確に把握し現場へ行く事が少ない管理者であっても高いレベルの管理を可能にします。また、​クリーナーへの指示や、トラブルが発生した場合においても、3Dデータの写真を用いて指示をする事で細かい対応が可能です。



是非気になる方はご連絡ください!

弊社は撮影技術だけでなく、Matterportを活用することでお客様の不動産ビジネスを成功させることにフォーカスしてご提案いたします。

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